ネットリサーチを賢く利用！

ネットリサーチの集計

ネットリサーチを行った。その行動を起こしたことだけに満足してはいけません。回収したアンケートをそのまま活用できるわけではないためです。実際のデータに活用できる形にするためには得た情報を「集計」する。その作業が必要です。
なお、その主な方法としては、全体像を把握するための「単純型」とその結果を他の設問と掛け合わせてより詳細な分析を行う「クロス型」の2種類に分けられます。その際にはまずは結果の全体像を把握し、大まかな傾向を掴んでから細かい点に段々視点を絞っていきましょう。
また、Webを活用したネットリサーチに際してはツールを上手に活用してそのアンケートを実施しておくと回答結果のデータがWeb上に勝手に溜まります。そして、それゆえに手のかかる集計作業が一気に完了する楽さを手に入れることができます。
さらに、簡単な分析が終わったらその数字をそのままデータとして放置せず必ずグラフ化を行うのがおすすめです。視覚的でわかりやすくひと目で結果を把握することができるためです。

大量のデータを短期間で収集できるのがネットリサーチの利点です

ネットリサーチの利点は、短期間で市場調査が出来る点です。ネット経由で調査の実施、回答データの受け取りを行うため、いわゆる従来型の郵送、会場を活用した市場調査に比べてスピーディです。郵送や会場レンタルに掛かるコストや人的リソースが不要なのも、ネットリサーチの利点となります。
ネットリサーチなら、開発中の製品画像のサンプルを提示しながらユーザーにその感想を質問する、といった調査が出来ます。エンドユーザーの声は製品開発を、スムーズに進める上で大きな手掛かりです。
最終的にパッケージデザイン案をどれにするべきか困った時、製品の容器の形や色をどれにすべきか悩んだ時などはネットリサーチで顧客の声を確認してみましょう。
データを幅広い世代や性別、ライフスタイルの方々から収集できるのもネット調査の利点です。自社の購買層の世代や性別の方々だけではなく、あえて自社製品とは接点の無さそうな層に向けて調査をする事で今まで見落としていたニーズや意見がピックアップ出来るかもしれません。